多くの検体数・検査項目に対応すべく、分析項目の洗い出しを行いました。

項目としては、シアン・臭素酸・陰イオンの３つの分析でした。
通常、それらに応じた機器整備が必要となりますが、それぞれの項目に応じた機器を単独で揃えるとコストもかかる上、管理が煩雑になります。
より効率的かつ高感度で信頼性の高い試験を実現させる為、機器自体は独立しつつも、ソフトウェアで一元管理可能なシステムを提案させて頂きました。

▼分析項目▼

• ①シアン（シアン化イオン、塩化イオン）
• ②臭素酸（臭素酸、亜塩素酸、二酸化塩素）
• ③陰イオン（亜硝酸態窒素、硝酸態窒素、亜硝酸態窒素、フッ素、塩化物イオン、塩素酸）

上記①～③の各分析システムはハード部分の機器は独立させて、ソフトウェアでは一元管理する事で、同時分析が可能となりました。
また、公定法分野での豊富な実績、アフターサポート面に関して、メーカーサポート拠点が同一県内に存在するという十分な体制である事も提案させて頂きました。